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線路脇の法面へコンクリートによる打設や、ブロックで固める等の改良を行う工事です。
法面が未整備のままであると、地震や豪雨などの災害時に崩れる恐れがあります。
法面から崩れた土砂や瓦礫で線路が埋まってしまうと電車は通る事ができません。
そのような事を避けるために、電車が走る環境をこれまでよりも安全なものに変えていきます。

一昔前の列車洗浄台はコンクリートがメインでしたが、洗浄剤による劣化が著しく、近年ではコンクリートよりも洗浄液に強く、耐久年数の長いグレーチングを採用する事が増えてきました。
古くなったコンクリートの洗浄台を撤去し、グレーチングで製作された洗浄台を新たに設置する作業を行います。

崩落防止のための保全緑地帯といったコンクリート等で固める事が出来ない場所の定期的な草刈りや、駅敷地内の植栽管理など、鉄道を利用される方々や近隣にお住まいの方々の快適な暮らしを守るために必要な維持管理を行っています。

日中行う線路沿いの草刈りは、作業スタッフだけでなく、通行列車を確認するためのスタッフも配置し、安全管理を徹底しています。

可動式ホーム柵は、ホームと軌道の間に物理的な遮へいを行い、プラットホームから軌道への転落事故を防止し、ホーム上の安全性を向上させます。

以前は新幹線のホームのみ設置が行われていましたが、近年では転落事故を無くすために、在来線でも設置が進んでいます。